林遣都さん、栁俊太郎さん、前野朋哉さんが、仕事も恋愛もうまくいかない25歳の童貞3人組を演じる『チェリーボーイズ』が公開中です。

 童貞3人組の悪戦苦闘を描いた本作で、彼らが脱童貞作戦のためにターゲットに定めた、元風俗嬢の噂のあるヒロイン・笛子を池田エライザさんが演じています。『伊藤くんA to E』に続き、チャレンジングな役柄に扮した池田さんに話を聞きました。

◆笛子としてやれることがいっぱいあると感じた

――笛子を受けてくれる女優さんがいるかどうかがネックだったと西海監督が言っています。オファーがあったときは?

池田:この作品は漫画が原作なんですが、こうした作品が載っている青年誌が私は好きで、『チェリーボーイズ』のエンターテインメント性も共感できるものでした。笛子を演じることには、気を付けなければいけないこともあるだろうけれど、でも彼女を素敵にできるだろうというシーンも浮かんできて、やれることがいっぱいあるなと感じました。ビジュアルだけ考えて、あとは乙女として彼女をやろうと。

――ビジュアルはどんな点に気を配ったのでしょうか。

池田:無頓着な感じを出したいなと思って。きっと地元に唯一ある大型ショッピングモールや、商店街で買ったんだろうなというものを組み合わせて、あとは色味を考えたり。丈は短くしても、機能性重視の笛子として、靴はブーツにしようとか。衣装さんと話ながら作っていきました。

◆もし目の前に本作の3人組が現れたら?

――池田さんが彼氏にするなら、ここは譲れないというものは?

池田:自己否定ばっかりな人はちょっとダメかも。自分を否定しすぎちゃって、固定概念でがんじがらめになっている人は、そもそも会話ができないから。おしゃべりしたいので、傍にはいられないなって思います。

――逆に自信満々な人の場合はどう感じますか?

池田:私ね、笑っちゃうんですよ。すごい自信満々で、「俺、将来は絶対にこうなるし!」とか言ってる人とか、「ははは。そうか、いけいけ!」となります。だから、そういう人は全然大丈夫です。キャラクターとしていいなってなります。

――ちなみに、池田さんの目の前に本作の3人組が現れたら、対応できますか?

池田:簡単に論破できると思う。正論を言えば、大丈夫です。

◆女優としての強みは楽しむのが上手いこと

――池田さんは、女優業に挑戦されるようになってから、本当にいろんな役に挑んでいます。自分の女優としての強みはどこだと?

池田:楽しむのが上手いかなと思います。人が心配するようなものでも、楽しいよって。なんだろう。幸せに捉えるのが割と得意なほうですね。

――最後に、改めて本作の魅力を教えてください。

池田:時代レスな、どの時代でも共通する“チェリーボーイズ”たちの葛藤というか、遅めの思春期の人たちが間違えた方向へ突っ走っていく姿がガチでおもしろいです。女子は、何人かで観に行って、そのあとのお茶会のネタにしてもらったらと思います。コメディなので、笑いに来てください。

<TEXT&PHOTO/望月ふみ>